生きてるだけで

誰でも必ず、誰かの誇りです。

50代の夫が狭心症で入院した(上)

順を追って書きます。狭心症ぬや心筋梗塞などは前兆があるそうです。

とても怖い心疾患。
みなさんの身体を守る参考になれれば幸いです。 

人間ドックを受けて 

今年の初め、夫に人間ドックを受けてもらった。

若いころのツケがこの年頃に回ってくる話を嫌と云うほど聞く。
何もなければ安心するし、健康診断では出来ない検査もしてもらえる。

受けたのは6万円くらいの半日ドック。前立腺がん検査付き。 

LDLコレステロールが・・・ 

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悪玉で血液ドロドロ

夫はLDL(悪玉)コレステロールが200近い。異常なほど高い。(基準値は120くらいまで)

内臓脂肪関連で毎年怒られてる。食事やちょっとの運動では全く落ちない。
見た目がスリムになっても、内臓が変わってくれない。

人間ドックでは健康診断以上にいろいろ処方されそうだ。
期待裏切らず 要治療の診断が下され、夫はそちらの病院に定期通院する。

コレステロールを下げる薬やたびたびの検査で、少しずつ数値の改善は見られた。

浮かない顔をする日々

今年の4月。

わたしたちは引っ越しをしたり、わたしが転職したり、夫が異動になったり、母の具合が悪かったりと環境が目まぐるしく動いていた。

そこかしこバタバタし、ジェットコースターに乗った後で、コーヒーカップをみずから回して、分けがわからなくなる生活をしていたと思う。

自分に構ってあげられない毎日。 

苦しそうにする姿

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苦しい姿

今年の6月。

出逢い記念日に夫と休みを合わせ、ちょっといいホテルに泊まった。

その夜、ふと目を開けると夫がベットに座っている。
胸のあたりを押さえているシルエットが見えた。

 

「どうしたの?」

わたしは起きてベットサイドの明かりをつけた。

夫はつらそうな顔でこちらをみた。

「くるしい」

 

わたしは大声を出さず、静かに彼の横に座った。

落ち着かせるために。

そっと背中に手をあて、ひとつずつ、物事を聞く。ひとつずつ。

狭心症の前兆の症状

  • 胸が痛い
  • 苦しい
  • 胸のあたりに違和感がある

また、胸を中心に痛い範囲が肩や首に広がることもあるそうです。

医師や家族に教えてほしいこと

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正直に教えてね!

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  • 具合が悪いのはいつから?(今年の3月から4月)
  • 具合が悪くなりやすい時間・場所・天候は?(夜・自宅・雨)
  • 具合が悪くなるのは1日や1週間を通してどのくらいの頻度?(1日に1回)
  • 痛みだしたら何分程度痛いのか。特に長いときは何分?(30分くらい)
  • 痛みは一定して同じ痛みか(痛い時もあるが、気になる程度が大半)

身体の姿勢や環境

  • 痛みを感じやすい姿勢は?寝ても起きてもつらいのか(寝てるとき)
  • 飲食してるときは痛いのか(痛くない)
  • 歩行や車の運転では痛くなるか(痛くない)
  • 会話や電話では痛いのか(痛くない)
  • 仕事中は痛いのか(痛くない)

( )は一例として夫の答えを載せてます。

※もちろん、苦しくて苦しくて顔色が真っ赤か真っ白なら有無を言わさず救急車呼んでくださいね。

 

同じことを入院日に先生にも聞かれました。上記の質問はほかの病気でも有効です。

 

正直な答えが治癒につながります。

 

尚、これらは忘れないうちに紙とペンを使ってメモを取っておきましょう。病院内で主治医や看護師に言われて走り書きすることも多いからです。

スマホを多用しすぎると不便になりますね。

「・・・こないだ病院いったとき、何か言われた??」

「狭心症の疑いがあるって」

早よいえや。

いつでも痛くないと、患者本人はのんきなことも

「こんなに痛いのは初めてだったし、ほかの日は気になる程度だった」

夫はそう言うが、胸押さえて苦しそうにされたらこっちはたまらない。
しかも出逢い記念日だぞ。

その場落ち着いた夫に、更に話を聞く。
病院は紹介状と心電図・レントゲンの検査データを彼に渡し、「出来れば自宅に近い専門病院に行くように」と指示をしたらしい。

早よ言えや1000回分を懸命に飲み込んで、早々に出かけた。

紹介状と過去の検査データで話が早くなる

新規の患者が紹介状なしで大学病院や救急病院にいくと、物凄く時間とお金がかかる。

初診料だけで5400円で1日がつぶれる。

だから大学病院や救急病院って、大変な健康状態で行くところだとよく分かった。

 

紹介状を新患受付で出す。番号札で呼ばれると既に受付の横に看護師が待機していた。

「今は苦しくないですか?」

婦長さん風のベテラン看護師が、夫の顔色をよく見上げて聞いてきた。

 

レントゲン・心電図・採決は再度受けさせられた。
いくら他院で受けても自分の病院でのデータが欲しいのだろう。

二度手間に思えたが、各々の検査は早く行われた。レントゲン検査で一機しか稼働してなさそうな放射線室のはずが、いきなり隣室の部屋が稼働して、技師が夫の名前を呼んだ。

予約はしてなかったが、紹介状と検査の結果が出そろった所で心臓外科の先生に、

 

「心筋梗塞予備軍です、詳しくは循環器科で聞いてください」

 

そして循環器科に着くやいなや、夫は車いすに乗せられて処置室に連れていかれてしまった。

本人はびっくりしている。オマエは早よ自分の状態を自覚しろ。

「奥様は、しばらくお待ちください」

「よろしくお願いいたします」

長くなりましたので、続きは後編で。